アニマルセラピーを学んだ私が、犬に噛まれた経験を振り返ってみた。

アニマルセラピー

日本でもまれに「飼い犬が子どもを噛んだ」というニュースがありますよね。

大学で「人と動物の関係」を学び、いろんな知識と経験が備わった今、自分自身が噛まれた経験について、冷静に振り返ろうと思います。

 

噛まれた時の状況

噛まれたのは、小学生の頃。

母と一緒にスーパーに買物に行くと、入り口付近で柴犬が飼い主さんを待っていました。

小さい頃から動物が大好きだった私は「犬と一緒にここで待ってる」と、スーパーに入らずその犬の前に残りました。その頃の私は犬に触りたくて一緒に遊びたい一心で柴犬の近くに行って、右手を伸ばすと、その瞬間、噛まれてしまったのです。

犬の保護者である飼い主さんも、子どもの保護者である自分の親もいない状況で、子どもが犬に噛まれたのです。

日本には「犬が人を噛んだ」という状況に関する民法があり、簡単にいうと「自分が飼ってる犬が人に怪我をさせたら、その治療費や医療費を払わなければいけない」というものだそうです。

 

私はどうすべきだったのか

「人の犬を勝手に触らない」につきます。

これ以上でも、これ以下でもない。自分が飼ってる犬ではなく、人様の犬ですから。

ただし、振り返って思うのは、まだ小学生の子どもが「”触りたい”という気持ち」と「人の犬だから」という気持ちを天秤にかけた時、必ずしも後者を取れるか?ということ。

「触って良いのは、飼い主さんがOKした時だけ」と頭で分かったとしても、それを実際に行動で示せるかは別の話です。

今後このような事故をなくすためにどうすれば良いか?を考えるためにも、あえて今回は、完全に非がある私以外の「親」「飼い主」にも目を向けて考えてみます。

 

親はどうすべきだったのか

大変だし根気は必要ですが、「教え続けること」が必要かと思います。

子どもなので、言ったことを守れない事もあるでしょう。ダメと言われた事も、親がいない所でこっそりしているかもしれません。でも、やっぱり我が子を守るためには「教え続ける事」が大切です。

私の場合、血は出ましたが犬が中型の柴犬だった事もあり、何度か病院に行く事で問題なく回復しました。

ですが、例え飼い慣らされたペットの犬だとしても、噛まれどころが悪かったり、犬が大型犬だったり、傷口から感染症を発症する場合もあります。これは大げさな脅しではなく事実。

獣医さんや動物看護師さん、動物トレーナーさん、アニマルセラピーを行う方も基礎知識としてココをしっかり学びます。もし私の子どもが動物好きに育ったら、こういう事について一緒に考えたり調べたりしてみても良いかなと思います。

 

飼い主はどうすべきだったのか

今回の場合、飼い主さんはもはや被害者です。

が、この際「事故を防ぐために何ができるか?」という事について考えてみましょう。

20年近く前の記憶なので定かではありませんが、おそらく犬は「どんどん近づいている知らない子どもが怖くて」噛んだのだと思います。さすがに、唸ったり吠えたりして威嚇していれば小さかった私も危険も感じるでしょう。

また、母が言うには、私は噛まれた側なのに「もしかしたら怖くて噛んだのかも、可哀想なことした。。。」と違う意味でショックを受け、「勝手に触ったこと」よりも「犬の気持ちを感じてあげられなかったこと」に反省していたそうです。(なんかズレてる)

もしその犬が「知らない人を怖がる性格」であったり、「人や犬に対して稀に攻撃的になる傾向」があるならば、飼い主さんにも出来る対策があるのです。

例えば、

  • スーパーの入口ではなく、人通りが少ない場所に繋いであげたり、
  • お散歩+買い物ではなく、買物に行く時は、必ず家で留守番をさせたり、
  • 複数人で買物に来たならば、そのうち1人は犬と一緒に屋外で待っておく、など。

ヨーロッパでは、電車やバスの乗車時に「口輪」を義務付けている場所もあります。

 

日本の民法をご紹介したように、犬が人を噛んだ場合、責任を取るのは飼い主さん自身です。もしかすると、噛まれた人の容態によっては最悪の場合も考えられます。

飼い主さん自身を、そして愛犬も守るためにも、出来る対策はしておきたいですね。

 

おわり

私が噛まれた出来事については、今振り返っても「私が100%悪い」。

ですが、現実問題として責任があるのは、親や飼い主で、そのシワ寄せが犬に向く可能性も十分あります。

自分の過去を反省しつつ、この記事をきっかけに、未来の事故を防げたらと思います。